血糖値が上がると、何が悪いのでしょうか?
血糖値が上がり過ぎると、下げるために
インシュリンというホルモンが出ます。
インシュリンは、血糖を、
「体にエネルギーをため込む形」=「脂肪」
に、変換する働きがあります。
つまり、
- 糖質を摂取する
- 血糖値が上がる
- 血糖値を下げるためインシュリンが出る
- 血糖が脂肪に変換される
ので、脂肪がつく、つまり太るのです。
ということは、
そもそも血糖値が上がらなければ、
血糖が脂肪に変換されることもありません。
太る原因は、カロリーよりも、
炭水化物(糖質)の影響の方がずっと大きかったのです!
日本はいまだ「カロリー神話」が主流ですが、
徐々に糖質制限食の有効性が認識されつつあります。
日本人の被験者を対象にした糖質制限食vsカロリー制限食のランダム化比較試験は初。その結果、試験開始6カ月後に糖質制限食群でのみ、HbA1cが有意に改善したのである。しかも、改善幅はカロリー制限食群よりも大きかった。中性脂肪値も糖質制限食群でのみ、有意に改善している。治療満足度に差はなかったが、「治療の負担感」は糖質制限食で軽い傾向があった。 昨年、米国糖尿病学会は従来の懐疑的な態度から一転、糖質制限食を食事療法の一つとして認めた。糖質=主食制限による高タンパク・高脂質食が、腎機能や脂質代謝の悪化につながるのではという懸念が払拭されたためだ。
それでは、どうすれば糖質の摂取量を減らせるのでしょうか?
→主食を減らす
<参考>
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